睡眠障害内科
こんなお悩みはありませんか?
「布団に入っても1時間以上眠れない」
「夜中に何度も目が覚めて、そのあとなかなか寝付けない」
「睡眠時間は足りているのに、ぐっすり眠れた感覚がない」
「日中強い眠気に襲われる」
「最近いびきがうるさいと言われる」
「ふくらはぎや太ももに強い不快感があらわれる」
これらの症状、睡眠障害が原因かも知れません。
睡眠障害の主な疾患
【不眠症】
■不眠症の種類
不眠症は睡眠障害における代表的な疾患です。一言で不眠症といっても症状により様々なケースが考えられます。
眠る機会や環境が適切なのに、なかなか寝つけない。…入眠障害
夜中に何度も起きる…中途覚醒
朝早く目が覚める…早朝覚醒
これらにより、日常における倦怠感や集中力の低下、日中の眠気、仕事・学業の低下、眠ることへの強い不安などをきたす疾患です。またこれらの症状は、うつ病や不安症等の精神疾患の初期にも発現することが あるため、精神疾患の悪化を防ぐためにも早期の受診をお勧めします。
■主な治療方法
不眠症治療の第一は、生活習慣や睡眠環境の改善です。しかしながらどうしても眠れないときや眠れずにつらい時は、お薬の使用が効果的です。
■生活習慣・睡眠環境の改善
(1)環境面
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日中にできるだけ日光を浴びて体内時計を調節することで入眠しやすくなります。
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昼寝は「15時までの30分間」にしましょう。
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寝室にはスマートホンを持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることが良い睡眠につながります。
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就寝1~2時間前に入浴して身体を温めると入眠しやすくなります。
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眠くなってから寝床へ入り、起床時刻は遅らせないようにしましょう。
(2)運動・食事面
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適度な運動習慣(日常の家事でもOK)を身につけることで良質な睡眠確保につなげましょう。ただし、スポーツジムなどの激しい運動は眠りを妨げる可能性があるため、就寝の2~4時間前までに終えるようにしましょう。
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就寝直前の夜食を控えると、体内時計が調整され睡眠・覚醒のリズムが整いやすくなります。
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日中の活動時間と夜間の睡眠時間にメリハリをつけた規則正しい生活習慣を心掛けましょう。
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コーヒー紅茶のカフェイン、晩酌での深酒、喫煙は睡眠の質を悪化させる可能性があるため、ほどほどにしましょう。なお眠るためにお酒を飲むことも睡眠の質を悪化させます。
■不眠症治療に用いられる代表的なお薬
こちらで紹介するお薬は一例です。同じ処方になるとは限りません。お薬の必要性も含め医師による診察が必要となります。
デエビゴ錠
脳を活性化させるオレキシンの働きを阻害することで、脳を生理的に覚醒状態から睡眠状態へ移行させ、自然な睡眠状態に導きます。
ロゼレム錠
一般的にはメラトニン受容体作動薬と呼ばれます。
「メラトニンホルモン」の 受容体に働きかけて、概日リズムを前進ないし後退させます。体内時計を調節して主に睡眠リズムの乱れている方に有効です。
マイスリー錠
寝つきの悪さに対して、脳の興奮を抑える神経物質「GABA(ギャバ)」の働きを高めて速やかに眠気を誘う薬剤です。ベンゾジアゼピン系に比べ依存性のリスクが軽減さていると言われています。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、GABAの働きを強める作用をもつ製剤です。症状によって選択されますが。長期服用による依存症リスクには注意が必要です。
■睡眠薬の長期服用について
睡眠薬はずっと飲み続けなければならない訳ではありません。睡眠の量やリズムが安定してきたら、量を減らしたり、休薬(止める)することができます。なお止める場合は一気にではなく、少しずつゆっくりと減らしていくことが重要です。また今飲んでいる睡眠薬を別の睡眠薬に代えていく方法もあります。
お薬の減量や休薬はご自身で判断せず、必ず医師に相談のうえ行ってください。
【睡眠時無呼吸症候群(SAS)】
■睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠中に呼吸が停止する睡眠障害です。
睡眠時無呼吸症候群の多くは、無呼吸中にいびきが出現する「閉塞性睡眠時無呼吸」と、いびき(呼吸努力)を伴わない「中枢性睡眠時無呼吸」があります。
しかし、閉塞性睡眠時無呼吸のような睡眠障害が潜んでいると、生活環境や睡眠環境を改善しても睡眠休養感が十分に得られない可能性があります。
治療方法として当院では、CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)による治療も提案しております。
■ 主な治療方法
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある患者様には、まず終夜睡眠ポリグラフ検査にて、単位時間当たりの呼吸停止回数(AHI:無呼吸低呼吸指数)を測定します。その結果をもとに患者様に最適な治療方法をご提案しております。
■CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)
CPAPは寝ている間の呼吸をサポートする装置で、圧力のかかった空気をマスクを介して鼻から気道に送り込むことで、気道を拡げて睡眠中の無呼吸を防止します。
CPAP導入の流れ
まずは終夜睡眠ポリグラフ検査により、患者さんのAHI(無呼吸低呼吸指数)を調べます。その結果、中等症以上の睡眠時無 呼吸症候群がある、もしくは医師が必要と判断した場合に利用することができます。
装置は患者様へのレンタルとなります。患者様が毎月当院に在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料等をお支払いいただくことで、同管理料の一部がレンタル料に充当されます。
なお、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料は毎月初めのご来院時に算定させていただきます。外来治療でCPAPをご利用の方は、毎月のご受診をお願い致します。
■ゼップバウンド皮下注
持続型GIP/LP-1受容体作動薬であるゼップバウンドは、中枢神経系における食欲調節と、脂肪細胞における脂質等の代謝亢進を通じて体重減少への寄与が期待できる薬剤です。適応症として「中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群」が追加されました。CPAPを含むた治療との併用も可能です。
ご関心のある患者様は医師にご相談ください。
当院では保険適用外(自費)となります。
【過眠症】
■過眠症(ナルコレプシー)とは
過眠症の代表的な症状は、睡眠不足ではないにもかかわらず、日中に強い眠気が現れるものです。また、気が付くと居眠りをしている。発作的に突然前触れなく深い眠りに 落ちてしまう。大きく笑う、驚く、怒るといった感情が大きく動いた瞬間に身体の力(ちから)が急に抜けてしまう、といった症状も過眠症(ナルコレプシー)ではみられます。
【概日リズム睡眠・覚醒障害】
■概日リズムとは
約24時間を周期とする体内時計のリズムのことです。
何らかの原因で体内時計 の機能が障害され、いわゆる昼夜逆転が起こります。これによって身体の不調や社会生活に支障をきたす睡眠障害を概日リズム睡眠・覚醒障害といいます。
【むずむず脚(レストレスレッグス)症候群】
■むずむず脚症候群とは
夜間、四肢(主に下肢)において「ムズムズ」「ざわざわ」「ひりひり」「虫が這う」などの不快感が現れ、四肢を動かさずにい られなくなります。それにより深い眠りが妨げられます。
患者様の症状に応じてお薬を処方致します。
受診案内
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担当医
髙本医師(月、水AM、木、金PM、土曜日AM)
和田医師(火、水PM、土曜日) -
来院・問診票のご記入
当院では直接ご来院いただくほか、時間指定予約(有料)や、順番待ち予約(無料)も承っております。ご来院受付方法につきましては、ホームページ<診療時間ページへのリンク>をご確認ください。また、当院が初めての方は問診票のご記入をお願いしておりますので、お時間に余裕をもってご来院ください。
治療方針
睡眠障害による症状は様々です。まずは患者様の症状を詳しくおうかがいし、その上で必要な検査や治療方針のご提案を行います。
たかが「寝不足」と侮るなかれ、睡眠不足は心と身体の両方に悪影響を与えます。
睡眠不足は生活習慣病、肥満、うつ、認知症などの発症リスクを高めることが報告されています。
そのため、例えば生活習慣病の治療をしていても、その根本原因が睡眠障害である場合も考えられます。
少しでも症状が気になる方は、是非当院の睡眠障害内科の受診をご検討ください。
睡眠障害内科担当
東伊興クリニック院長・髙本雄幸
東伊興クリニック副院長・和田郁雄
